子どもたちの生きる未来を危惧

Q なぜ、政界を志したのですか?
A 長女が中学校に入学、長男が誕生したタイミングで、ふと思ったのです。この子たちの生きる日本の未来は、どんなことになっているのだろうと。ひと昔前までは、まだ努力すれば報われた時代だったと思います。しかし、いまや日本の競争力や人材価値は、世界の中でどんどん低下しています。経済も停滞し、国際情勢や災害不安があるとすぐに電力・ガソリンなどのエネルギーがない、コメがないと国が揺らぐ現状。どんなに努力しても賃金が上がらない、希望の仕事につけない、高額な教育費や、教育の質の低下で世界で活躍できるスキルも身につかない。頑張っても報われない社会は、本当に恐ろしい。自分の子どもたちのためにも、日本の子どもたちのためにも、世界に誇れる新時代のニッポンを創る力になりたいと考え、志しました。

法律、ビジネスの多様な民間感覚を政治に活かす

Q 加来さんには、弁護士や金融庁、上場企業役員などのキャリアがあります。
A 新しいことを知りたいという気持ちが強く、昔から勉強はわりと好きでした。これまでの人生は、自身のキャリアや、生活の安定、スキルアップが主眼でした。しかし、自分だけでなく、日本のために働きたいとの想いを強くしました。挑戦には苦難があり、苦難の先に成長がある。意思が目標を作り、目標が手段を作ります。一流の国創りには、一流の政治が必要です。いまは、裏金や既得権、しがらみで三流の政治。改革には浮世離れした政治家の感覚ではなく、民間の当たり前の感覚が必要だと思っています。さらに、法律とビジネスの専門知識は、公に活かし、結果を出せると信じています。

維新は、改革できる唯一の政党

Q なぜ、維新の会から挑戦するのですか?
A ひと言でいえば、現時点では真の改革ができる唯一の政党だからです。維新は、企業団体献金を受けず、バックに組織団体もない。だから、どこに忖度することなく、自立した政治を実現できる。また、良くも悪くもイデオロギーやしがらみにとらわれておらず、実力主義で若い人間でも要職につける。こうしたスタートアップ政党としての魅力があります。

3つの政治理念

Q どういう政治家を目指しますか?

A これまでの色んな経験で得た学びも含めて、3つの政治理念を掲げています。これを政治家としても忘れないようにしたいと思っています。一つ目は、『逃』げずに『挑』む政治。国民目線では、政治家は都合が悪くなるとすぐに逃げや、ごまかしに走ります。また、選挙や批判をおそれて、やるべきことをやらず、目の前の課題からも逃げています。『兆』(チャンス)を手にしようとすると挑まないといけない。そこには、批判や苦労もあるけれど、逃げてはいけない。二つ目は、自立・信念・潔さを持った政治。裏を返せば、今の『依存し、ブレて、地位やカネにしがみつく政治』を否定するということです。多くの政治家は、再選して政治家で居続けることだけを考え、カネを集め選挙のことしか考えない。そういう政治家にだけはなりたくないと思います。三つ目は、シンプルな政治。ビジネスもそうですが、わかりにくく複雑にすればするほど、ムダなコストや悪事が入り込みます。政策一つをとっても、課題をシンプルに解決するものでなければなりません。いまの政治家や官僚は、物事を複雑に、わかりにくくしすぎです。『複雑でわかりにくい』から、『シンプルでわかりやすい』政治に変えなければなりません。

一流の政治、一流の経済、一流の教育、
一流の安全保障の国づくり。

Q どういう国を目指しますか?

A しがらみだらけの古い二流の政治を変える。倫理観とスピード感を持って、世界に誇れる政治に変える。そして、民間の力とテクノロジーで、生産性向上、新産業創出、賃上げと負担減により、一流の経済大国に復帰させる。さらに、未来を創る一流の教育環境を備えた国へと進化させることで、中長期の未来を描く。何が起きても、国民の生命と領土を守れる安全保障。そんな国創りをしていきたいと考えています。